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「氷ざとうの恋」

長義さんの恋が氷砂糖みたいだったらいいな、と思って、氷砂糖を食べるシーンが思い浮かんで、なら恋を食べるっていいのでは?なら怪異ちゃん出動だな、と思いついて書いた奴。
この類の奴はそこそこシリアスに持っていけるなぁとは思ったんですが約束されたハッピーエンドにしたくてとにかくライトに、明るく光の道へ!!と思って書きました。
だって恋を食べるだから、これ報われない恋をしている長義さんとかが怪異ちゃんにあげちゃって恋心がサッパリなくなって後から追いついた南泉さんとかが愕然とするパターンとか王道っぽいじゃないですか・・・。
その場合の長義さんの恋心はビターチョコレート的な奴。甘さもあるけど大体苦い、カカオ成分大目みたいな。濃厚なのに苦くて、ちょっぴり甘いチョコレート。
大人の恋だね!って怪異ちゃんはこれも良き、ともぐもぐする。
そこからハッピーに持って行くのでもいいんですけど、永遠に失くしたままってのも良き。でもそれは辛いので問答無用で「これだからにゃんちょぎは!!」エンドにしました。

あと怪異ちゃんに人気があって吃驚した。え?可愛い?そうだね、無害な怪異ちゃんだからね!



山姥切長義

うっかり怪異を人間判定しちゃう山姥切長義界で一定数いる(かもしれない)人の子可愛い~!が過ぎる系個体。
何度でも何回でも猫殺し君を好きになっちゃうのでいつだって初恋一目惚れのドキドキキラキラな本丸ライフを謳歌している。
この度から毎回一目惚れしては猫殺し君がアタックしかけてくるので心臓がもたないよ、と徳美に泣きついて自業自得ですね!と言われてしまった。しょうがないね!

南泉一文字

突然化け物切りをそういう意味で好きだと気付いた(落ちた?)割と鈍いらしい個体。
とりあえず真面目にアピールを試みてみたが相手がまさかの怪異に恋心食べさせていたと判明して「お前マジふざけんなよ」と遠回りをやめて直接攻撃に移行することにした。
そもそも両想いみたいなもんだし、遠慮する必要がないともいう。恋は大事に大事に育てていつか全部本人に食わせるつもり満々。

恋心を食べる怪異ちゃん

基本的には無害。恋心を食べるけれども、その時の恋がなくなるだけでまた恋はできる。その辺のさじ加減は怪異ちゃん次第。
同じ人に恋するかもしれないし、別の人に恋をするかもしれない。
恋人同士や両片想いの場合はちょっと悲惨なことになるけど、刀剣男士界からみると無害判定をされるタイプの怪異。
恋にも色んな味があって、山姥切さんの恋は氷砂糖のようでお気に入り。
色んな恋を知らない、恋に憧れた女の子たちの思いや思念が寄り集まってできた何か。多分いつか消滅する。
 

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